タイトル
平和を願う白菊
賞
銀賞
学校名・学年
青葉台小学校4年
氏名
御子柴 咲菜
作者感想文 - Impressions -
夏休み前、校長先生から長岡空しゅうの話を聞き、もっと知りたいと思い調べました。白菊は、『いれい・ふっこう・平和』をねがう花火だと知って、特別な花火だと思いました。今年の長岡花火は、いつもとちがい、戦争で亡くなった人の思いを考えながら見ました。そこで、花火を見た時の気持ちを絵で表したいと思いました。工夫したことは、平和を思う表情にし、視線も花火に向くように工夫しました。二つ目は、花火を大きくかいたことです。白菊の白が目立つように背景を工夫しました。
保護者コメント - Parents Comment -
今年の夏は戦後80年ということで、テレビの特集を見て、戦争の悲惨さ、犠牲者への想いを親子で話しました。長岡花火も戦争の犠牲者への慰霊が込められていると知り、白菊を真剣な表情で見つめていました。『今年は白菊を描きたい!』と決心してからは、何度も塗り重ねて納得のいくまで描いていました。
審査講評 - Comment -
作者(さくしゃ)の深(ふか)い思いが感(かん)じられる作品(さくひん)です。長岡(ながおか)花火(はなび)・白菊(しらぎく)について事前(じぜん)に理解(りかい)を深(ふか)めて、それを見ている自分(じぶん)たちの思いを込(こ)めて表現(ひょうげん)しています。絵具を丁寧に重ねて彩色し、花火(はなび)の美(うつく)しさ、夕焼(ゆうやけ)の美(うつく)しさが広がっています。そして、それを見る自分(じぶん)たちの服装(ふくそう)、表情(ひょうじょう)、視線(しせん)など、画面(がめん)の各所から誠実(せいじつ)な気(き)持(も)ちが感(かん)じられます。
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