このぶどうにきめた

はっぱの色をぬるときに、すこし色をかえたりしてぬりました。
おいしいそうなぶどうの色にぬるのが、大へんでした。
草をかくときに、ふでをトントンとして草に見えるようにかきました。

絵具の色を混ぜ合わせて色をつくって塗ったり、こう塗った方がいいかもと言いながら楽しそうに描いていました。

巨峰(きょほう)をとっているところでしょうか。大事(だいじ)に育(そだ)てられた、袋(ふくろ)のかかったブドウをはさみで収穫(しゅうかく)する。そういった緊張感(きんちょうかん)と喜(よろこ)びのようなものが画面(がめん)に表(あらわ)れています。ぶどうの枝(えだ)、それから1枚(まい)1枚(まい)の葉(は)、そういったものを丁寧(ていねい)に描(えが)いて、そのときの様子(ようす)がよくわかるように表(あらわ)しています。